添えられた言葉
- 亘 阿久津
- 1月20日
- 読了時間: 3分
更新日:1月20日
「Tokyo*Run」を聴いてくださった方から感想をいただきました。というより、これは詩、この楽曲が生み出した詩! ぼくはこれにまた音楽がつき、さらに物語は疾走しつづけるだろうと思う。
少女はどこへいくのか? 物語の結末はだれも知らない。だがこの東京を舞台に物語は永遠につづく。けっして終わらないストーリー。それは人々のイメージのなかをさまよう。
* * *
都会的、
何故?
都会の中を、自由に、飛ぶように、粒子のように自由自在な、すべをみつけたか?
光が都会の、なか、ある、
音を聴く、
聴くというわざわざすることでなく、だから、もう、音になって動きだしてる、
いつかない、
朝の太陽しか見ていない、誰かの靴についたきず、
光をおよぐ、ほこりたち、
朝動き出すエネルギーを沢山感じるが、
むしろ、人間たちは、顔がないくらい、人形のよう、みんな起きてるよ!
のみんなは、乗り物や店や、商品や、影や、洗濯者たち、
埃たちは停滞しない、
路地裏などにくると、チラシや、落書き停滞する者たちが、言葉をもってはなしている、
その、都会のなかを、疾走できるというのはなんなんだろう?
いつかの誰かの、拾われない、涙を拾いながら、?
何処に行く?
何処なんて、ことはないんだろうと、私は思う?
もしくは、私が知らないとこなのかもしれないが、
地上の光、スピード、雑多さ、重量のなさを、楽しんでいる、
青山墓地、雑司ヶ谷、四谷、路地?
少女のように、すすむ、
スピードというのは、理解なのかもしれない、
貯まるとこに入れない、スピードがある、
でも、今なのだ、
今は今生きてる人、もしくは、まだ、面影のある人たちの囁き、
だれもいなかったのかもしれない?東京に、
笑いや、涙、戯れ、ファッションしかなかっだのかも知れない、
光と音しかなかったのかもしれない、
ゴミ箱に捨てられていくものだが、堆積するものだけが、本当は、勝者、町自体を、見てるもの、なのかもしれない、
見てる人に、視線につかまらないで、
すり抜ける少女の歌、
歌が少女自体なのだが、
東京を今を謳歌している、
なんか、そんなふうに感じたよ、
もっと少女の歌より、歩く人とか、町の歌を聞いて、聴いてると歌になってるというかんじだけど、
少女は何処に?
というより、東京は、何処へ?
この時代はどこへ?
ということで、
それを見ている作曲者がいるんだから、東京も、ある程度生きた、遺物に、なりつつあるのかな、と思う、

Tokyo*Run
やさしい無関心に身をゆだね
果てしない夢を 胸に刻む
様々な思いが織りなすハーモニー
様々な言葉が飛び交うSTREET
ネオンとアスファルトの街 TOKYO
私は一人 生きている
地下鉄のドア 自分を映す
生きている 呼吸している
1000万のSTORYのひとつ
今日も走る 懸命に走る
生まれ育った街 TOKYO
眠れない夜 目を閉じれば
よみがえる 母の記憶
背筋に伝わる ぬくもりと
熱いささやき 脳裏をよぎる
静寂にあらわれるメモリー
闇夜の孤独に抱かれ
窓ガラスに映る自分 私はここにいる
生きている 呼吸している
1000万のSTORYのひとつ
明日も走る 全力で走る
生まれ育った街 TOKYO
鳴り響くサイレン
足早に行き交う人
朝のラッシュアワー
押しつぶされそう
出遅れ気味 焦り気味
私のリズム 心に刻んで
ざわめく街路樹 流れるハイウェイ
生きている 呼吸している
1000万のSTORYのひとつ
今日も走る 懸命に走る
生まれ育った街 TOKYO
ネオンとアスファルトの街 TOKYO
私は一人 生きている
あなたの面影に抱かれ
私は一人 走る
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